2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

現代版『ドン・キホーテ』?

昨日午後、花村萬月宅が銃撃されたらしい。報道から察するに、どうも犯人は電波系といった感じだけれども、小説を読んで自分のことが書かれてあると思い込んじゃう人というのはこの世にゴマンといると思う。そもそも近代小説の起源とされる『ドン・キホーテ…

『ワラッテイイトモ、』上映決定!

ところでロフトプラスワンでは今週土曜、5月1日にも「おもしろい自主映画大会3」という上映イベントが開催されるのだが、何と『ワラッテイイトモ、』もこっそり上映される予定だという。上映されるのは同日のA〜D四つのプログラムのうち、酒徳ごうわく…

ジャンクな映画見せろよーっ。ガムとか。

福家書店銀座店での相武紗季サイン会に参加してから、しばらく京橋のエクセルシオールカフェでまたーりしたあと*1新宿へ。ロフトプラスワンでのバカ映画イベント「シネマ秘宝館23」夜の部を観る。開演の7時すぎに場内に入るとほぼ満員だった。終演後、シネ…

ようやく

近所の書店で『新現実』3号と樋口尚文『『砂の器』と『日本沈没』 70年代日本の超大作映画』を買う。『新現実』の本文レイアウトはひどいなあ。これでは読む気が失せる。

天皇の映画の計画

そういえば昭和天皇とまったく同じ日、1901年4月29日に生まれた歴史上の人物がもう一人いる。ゾルゲ事件に関与し1944年に処刑された尾崎秀実(ほつみ)だ(ただし戸籍上の誕生日は5月1日)。数年前にこの事実を知った時、天皇とスパイという組み合わせの…

ポケットに天皇語録

朝飯を食いに外出する際、ここ最近だらだらと読んでいる小田中直樹の『歴史学ってなんだ?』(PHP新書)をジーパンの後ろポケットに突っ込む。が、いざ取り出してめくったら、全然違う本だった(ブックカバーがかけてあるのでちっとも気づかなかったのだ)。…

この支配からの卒寿

日露戦争勃発百年の今年は、第一次大戦勃発90年の年でもあるわけだが、ちょうどその年、1914年に生まれた母方の祖母がきょう誕生日を迎えた。卒寿である。病気がちだった祖母がまさかこんなに長生きするとはと、しばし感慨にふける。

桂と小泉 ――歴史は繰り返す?

小泉内閣発足からきのうで3年が経ち、戦後の総理としては佐藤・吉田・中曽根・池田・岸に続く在任期間となった。そう考えるとやはり長いのだな。イラクでの人質拘束事件やら閣僚の年金不払い問題などが取りざたされている真っ最中にありながら、先日行なわ…

まあ、所詮はこぶ平と同じセンスってことだな

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040426i514.htm 第一生命主催のサラリーマン川柳、今年の1位は「『課長いる?』 返ったこたえは 『いりません!』」――ってこれ、林家こぶ平の持ちネタ(こぶ平がそのまんま東のところに電話をかけた時、電話に出た東…

「でん」と読んでください。

http://www.yomiuri.co.jp/obit/news/20040426zz04.htm 藤田田死去。「でん」というインパクトのある名前だけでなく*1、《マクドナルドのハンバーガーは、アメリカの本社がコンピューターを駆使して、世界のあらゆる民族がうまいと感じるようにつくったもの…

三塚博の「功績」

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040425i514.htm 三塚博の訃報を知って、あ、『ギャルズライフ』を休刊に追い込んだ人だ、てなことを真っ先に思い浮かべたおれは一体いくつなのだろうか。ついでなので、この件について別冊宝島の『雑誌狂時代!』…

忘れ去られた〈ドリフ=1970年代〉

『全員集合』が1985年の9月に終わる際、その16年間の放映のあいだに日本の総理は7人も変わったのだと紹介されていたのがやけに印象に残っている。たしか「総理の名前は知らなくても『全員集合』は誰でも知っている」なんて言い方もされていたはずだ(ちな…

週末のカタストロフィ

都内某所で開催された秘密上映会へ。隔月開催で今回が15回目となるこのイベントだが(3月に開催された前回のイベントでは、泉谷しげる主演のドラマ『誘拐』が上映されたことはすでに書いた)、きょうは日曜の夜ということもあってか客は10人いるかいないか…

Nice,Age!

大塚英志(以下、オーツカAge)が愛を込めて贈るオーツカAgeによるオーツカAgeのための雑誌『Age,45 恋しくて』*1……じゃなかった、『新現実』の第3号を中野のあおい書店で探したのだけれども見つからず。ついでにいうと西島大介の『凹村戦争』も探したんだ…

武将のふるさと愛知

http://www.busho-aichi.jp/japanese/index.html(音が出るので注意) 秀吉つながりで、わがふるさと・愛知県が観光キャンペーンの一環として最近始めたこのサイトをご紹介。各地の城主としてその土地の発展に貢献した武将たちも、そもそもは愛知出身の三英…

『ウラ秀吉TV』としての『天花』

もうだんだん見ていてかったるくなってきたのだが、現在放映中の朝ドラ『天花』について。まあいまさら藤澤恵麻*1の大根ぶりをツッコんでもしょうがないので、もっと別の視点からツッコミを入れてみよう。 だいたい、このドラマの何がすごいって、竹中直人と…

きょうは何の日〜♪

4月23日か……ああ、きょうはサンジョルディの日だったなと、どうでもいいことに気づく。これはスペインのカタルーニャ地方から始まったもので、この日男から女性に花を、女性からは男に本を贈るという習慣がある。そういう記念日が日本でも始まったというこ…

きょうの幻聴

『ミュージックステーション』に出てた美少女クラブ21(しかしすげーグループ名だな)の新曲のサビが、ふとピンク・レディーの「リメンバー(フェーム)」のサビとかぶって聴こえた。ちなみに「リメンバー(フェーム)」というのは、ピンク・レディーの解散…

かちゃくちゃね

http://d.hatena.ne.jp/breaststroking/20040422 大衆決断のかちゃくちゃさんが、久しぶりにはてなのほうを更新していたのでリンク。内田さやか写真集の包装ビニールを破く行程や、『ヤンサン』表紙の佐藤寛子の写真について語るその修辞を見るかぎり、かち…

おれもおまえもペーペーだ

http://d.hatena.ne.jp/aikawa8823/20040421#p2 江夏はひょっとしてまだいけないクスリをやっているのではないか? とちょっと心配になった。ところで、この相川さんという女の子の日記「セミビキニ」は、最近見つけた日記の中でもめっぽう面白い。ここまで…

兄と妹

http://d.hatena.ne.jp/mohri/20040422#1082628188 桃井真死去。81歳って結構なお年だったのだなー(同じサイトの前日の記事を見たら竹内均も亡くなったようで、二度びっくり)。上記URLでリンクされている中日新聞の記事では軍事評論家という肩書とともに桃…

ごめんさい2

http://diarynote.jp/d/38638/20040422.html 一昨日にリンクしたサイトの方の名前を間違えて書いてしまったようで、さっそく逆リンクされてツッコまれてしまいました。うわ〜〜、ごめんなさい!! 正しくは「地獄犬」ではなく、「地雷犬」さんです。さっそく訂…

ごめんなさい

先日、『BUBKA』について書いたら、『BUBKA』の編集者のTさんからメールをいただき、編集長の名前は「寺田」ではなく、「寺島」です! とご指摘を受けてしまった。うわ〜、ごめんなさい。さっそく訂正しました。 ちなみにTさんとは以前、別の会社にいらっ…

脱稿

『Kluster』の次号用の原稿をようやく脱稿。そんなに長い文章でもないのに遅れたのは、ひとえにたかこにえりこにひろこにぼくの怠慢のせいです。ごめんなさいごめんなさい。

推定少女が中野系に!?

推定少女公式ファンサイトのインフォメーションを見たら、5月16日に《“ふれあい”を目的としたファンサイトイベント》が開催されるらしい。おっ、どこでやんの!? と思ったら、中野だって……おいおい、いよいよ中央線沿線デビューかよ! 具体的な会場はまだ発…

うちも別にギャルゲー誌でもエロマンガ誌でも何でもありませんが

地雷犬さんが4月20日付の記事の一本「新しい現実? な雑誌」で書いていた《ノーパンしゃぶしゃぶに行った時みたいなもにょり感》とは言いえて妙だなあ。たしかに性欲と食欲を同時に満たしてくらはいと言われてもねえ……。 ただ、この表紙に関して、わたくし…

たしかに妹系キャラだけど

「大嶋優木」という名前を見るたび、「大木優紀」(テレビ朝日の女子アナ)を思い出してしまう症候群。

それがひとみの生きる道

http://d.hatena.ne.jp/siken/20040418#1082264636 http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20040418#1082285172 『VOW』に『パチスロ必勝ガイド』と、来た仕事はとりあえず何でも引き受けるといったスタンスの金原ひとみ。このあいだは深夜にフジでやってた松尾ス…

あの娘間違って『ジョン・レノン対火星人』読んだらどんな顔するだろう

昨日、神保町の三省堂で先ごろ講談社文芸文庫で復刊された高橋源一郎の『ジョン・レノン対火星人』を、内田樹の解説は面白そうだけどなー、もう新潮文庫で出たのを持ってるし……などと迷いつつ立ち読みしていた時のこと。同書の巻末に、82年ごろ撮られたとい…

中吊りの金原ひとみの写真もいままでと感じが違うよーな…

この小説は 現代のバロックだ。 歪んでいるが、 とても美しい。 ――村上龍 山手線の車内にかかっていた『アッシュベイビー』の中吊り広告を見たら、そんなキャッチコピーが書かれていて、ふと黒川紀章が若尾文子に言ったという「君はバロックだ!」というプロ…