2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

コピーライターにして、回文作家。

土屋 耕一氏(つちや・こういち=コピーライター)27日午前3時50分、肝細胞がんのため東京都千代田区の病院で死去、78歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻郁子(いくこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。 東京コピーライター…

千葉県民、また「テレビの人」を知事に選ぶ

8時55分のNHKの首都圏ニュースにて、本日投票の千葉県知事選で森田健作に当確が出る。ほかの候補者をおさえて大勝しそうな勢いという。個人的には吉田平や白石真澄との接戦になるかと思っていたので、この展開は意外だった。 ついでにいえば、地方交通業界…

『ムー一族』に垣間見えた近田春夫の批評性

日経ビジネスオンライン連載「日刊新書レビュー」に、僕の書いた小林竜雄著『久世光彦vs.向田邦子』(朝日新書)の書評がUPされました。ご一読いただければ幸いです。 ■ この原稿を書くにあたって参考のため、『ムー一族』など久世光彦の手がけたテレビドラ…

中野ブロードウェイで増殖しているのは、まんだらけだけではない

仕事で、『広告批評』のバックナンバーを参照する必要があり、該当号を中野ブロードウェイへ探しに出かける。まあ見つからなければ図書館でコピーをとればいいや、というくらいのつもりでいたのだが、ブロードウェイ3階のTRIOに行ったらあっさり見つかった…

旧吉田茂邸全焼を機に浮かぶ「文化財」をめぐる疑問

早朝、神奈川県大磯の旧吉田茂邸がほぼ全焼。以前、一般公開された際に応募して抽選に漏れたものの、将来的に県立公園として整備されると知って、そうなればいつでも見られると期待していただけに、こんなことになってしまってショックだ。 毎日新聞のこの記…

僕の絶賛を受けて!?ちくま文庫から『自民党戦国史』が復刊

神保町の書店で、伊藤昌哉の『自民党戦国史』がちくま文庫から上下巻で出たことを知る。本書については、この1月に日経ビジネスオンラインの「日刊新書レビュー」で『大平正芳――「戦後保守」とは何か』(中公新書)をとりあげたときに少し触れたばかりだ。…

ゲームボーイアドバンスとは関係ない

「JapanKnowledge」で毎日更新されている「亀井肇の新語探検」で、「印税アドバンス制」なる語が紹介されていた(「Yahoo!辞書」にも転載されている)。どうやら僕の古巣が始めたものらしい。著者が原稿を渡して出版契約を結ぶと、その時点で印税の一部が先…