2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小林一三と東京ディズニーランド

最近、東京ディズニーランド(TDL)の歴史についての本(小宮和行『東京ディズニーランド驚異の経営マジック』講談社文庫)を読んでいたら、TDLを経営するオリエンタルランドの初代社長で本来は京成電鉄の社長だった川崎千春が、阪急グループの創始者である…

二人の吾郎

38年前に田宮二郎が主演した大関のCMが、稲垣吾郎主演でリメイクされ放映中。 酒は大関CMスペシャルサイト 田宮二郎の本名は柴田「吾郎」だが、これは偶然?

白洲次郎はそんなにかっこよかったのか?

ドラマ『白洲次郎』最終回をワンセグでながら視聴。先々月、日経ビジネスオンラインに掲載された『吉田茂と昭和史』の書評にも書いたように、サンフランシスコ講和会議での受諾演説で吉田茂は平等を「へいとう」と読んでるんだけど、さすがにドラマではそこ…

榎本秋『10大戦国大名の実力』(ソフトバンク新書)

ご恵投いただきました、ありがとうございます。10大戦国大名の実力 (SB新書)作者: 榎本秋出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2009/09/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る 生まれ育った地域柄、私にとって戦国…

宏池会の法則

自民党が危機のときには、宏池会出身者が捨石になるの法則。 宏池会というのは、もともと池田勇人を首相にするために結成されたもので、池田が1960年に首相に就任したのちも自民党の一派閥として、池田―前尾繁三郎―大平正芳と継承されていくことになる。とり…

ソニー損保CM「クルマと人と篇」

ソニー損保のCM「クルマと人と篇」を初めて見た(私が見たのはそのうちの「女性篇」)。奥田民生の歌*1もいい。 オフィシャルサイトでは、《クルマは、人がいちばん素直になれる場所かもしれません。そんなクルマとすごす、ドライバーの“喜怒哀楽”を描いたCM…

最近の若者文化研究の動向にも目を配るタモリ氏

タモさんが、『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」で、オタク文化に対抗するものはヤンキー文化だと熱弁していたw ひょっとして、ここ最近立て続けに出たヤンキー研究本のどれかをお読みになられたか。ヤンキー文化論序説作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 河出…

JR東日本はいわずと知れた「スイカ」ですが

JR九州のICカードは「スゴカ」と文字どおりすごい名前。このほか、JR北海道とJR西日本はそれぞれ「キタカ」「イコカ」と呼応しているかと思えば、JR東海は「トイカ」とアナグラム仕立て。JR四国にはまだその手のカードはないけれども、将来的に導入する際に…

純文学を仮想敵視していた松本清張

中日新聞夕刊の文化欄にて連載中の佐野眞一「全身怨念作家 編集者の見た松本清張」。昨日掲載の回では、中央公論社の全集『日本の文学』に清張を入れるかどうかで大もめしたという話がとりあげられていた。 全集の編集委員のうち三島由紀夫が清張を入れるこ…

「板東英二、その副業人生」メモ

拙稿が掲載されたソフトバンククリエイティブのメルマガ『週刊ビジスタニュース』の先週配信分がウェブ上にもUPされました。 今回僕が寄稿したのは、現在何度目かのブレイクを迎えている板東英二の半生を、「副業」という視点からたどったものです。今後、ワ…