大竹まことよ、反省しる!
昨晩友人の田中北京(別名・クワトロ・ペキーナ)氏との電話の中で、昨年末のM-1グランプリの話が出る。やはり夜のシマネコ(http://t-job.vis.ne.jp/Nikki/N0401.htm)の1月4日付の日記で東天寺ヨブ氏も書いていたように、今回の本当の優勝者は笑い飯であったということで田中氏と意見が一致。また、島田洋七と中田カウスはともかく、少なくとも大竹まことは自身の芸風などを鑑みれば、やはりフットボールアワーではなく笑い飯に票を投じるべきだったのではないかと。
ここで思うのは、M-1のようなショーアップ化された賞での投票に際して重視すべきなのは、個人の好き嫌いではけっしてなく、いくらあざといと言われようともまずは時代における文脈だとか世間への衝撃度なのではないか*1。そもそもそういったことを重視してグランプリを選出することこそが、従来の賞に対するM-1の存在意義だったんじゃないの? 同グランプリの実質上の企図者である島田紳助が今回最終戦で笑い飯に投票したのは、もちろん個人的な好み・評価もあるんだろうけど、それ以前に賞の本来の意図を踏まえた上でのことであったはずだ。その点を大竹まことはすっかり忘れていたか、考えていなかったのだと思う。大竹まことよ、反省しる!