『お厚いのがお好き』(フジテレビ系)本日放映の回でとりあげられたのはドゥルーズ・ガタリの『アンチ・オイディプス』。携帯電話を例にとって、パラノ、スキゾ、ノマドといったキーワードが解説されていた。
番組では同書の影響として、80年代初頭の日本におけるニューアカ・ブームについても触れられていたが、ぼくとしてはこの番組の構成作家である小山薫堂なんかがあの現象にどういう影響を受けたのかが気になる。たとえば彼の出世作である『カノッサの屈辱』などには、そのおおげさな物言いなど多分にニューアカと共通したものを感じるのだが*1。
そんなことよりも何より、この番組の解説部分に出演している女の子(石井正則とからむ役を演じる蒲生麻由ではなく)が一体誰なのかずっと気になっていたのだけれども、きょう流れたエンディングロールでようやく判明。藤井聖子ちゃんっていうのかあ。