「弁士のいるトーキー」Vol.14

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来週2月21日(土)中野ハルコロホール(実は人様の家の一階)にて、居島一平漫才コンビ米粒写経」の一人)・山田広野(活弁映画監督)・ヘブリスギョン岩月(芸人)・坂本頼光活弁士)ら――みんなぼくの友人です――によるイベントというか、秘密上映会「弁士のいるトーキー」が開催されます(場所や時間は上記URLでご確認ください)。
これまでに、舛田T雄の『ノストラDムスの大予言』をはじめ、T使河原宏の『座T市』(冗談じゃなくて、本当にそんな作品=TVドラマがあるのです。しかも座T市の目がいきなり見えるようになるという作品設定の根本を覆す一品)や三島Y紀夫の『Y国』、はたまた村K龍の(ある意味)問題作『Dいじょうぶマイフレンド』*1などなど、お蔵入りになったりしてほかではなかなか見られない映画やTVドラマを上映してきた同イベントですが、今回は泉●●げるが初主演(誘拐殺人犯役)にして名演との絶賛を受けたあの実録ドラマが公開される模様。あの作品ってたしか、一度ビデオ化の話が持ち上がったものの、発売されるという時にちょうど宮崎勤の事件があって中止されたんじゃなかったっけ。そんないわくつきの作品を一体どこから入手したのか、ちと気になるところではありますが。
そんなわけで、会場の場所がわかりづらいのがちと難点ながら、来て損はないはずです。ただし出演者のトークが盛り上がり、思わぬ長丁場になるかもしれないということだけは覚悟しておいてください。もちろんぼくも自腹で鑑賞する予定です。

*1:同作上映時には、活弁のプロ二人(山田・坂本)を差し置いて、居島一平がひたすらスクリーンに向かってツッコミや解説を入れまくってて愉快であった。