Culture Vulture

ライター・近藤正高のブログ

きょう会った人

きょうの上映会の出演者は、芸人の居島一平、ヘブリスギョン岩月、活弁士の坂本頼光活弁映画監督の山田広野(山田氏はゆうばり映画祭参加から直行でこのイベントに出演したんだそうだ)と、その新宿TSUTAYA時代の同僚でDJなどもやってる二階堂晃の五氏。その中でもいま一番の売れっ子・山田氏*1は、先の火曜深夜に放映されたテレビ東京のドラマ『エコエコアザラク』に“黒い活弁士”として出演していた。これはドラマ一回分まるまる活弁をあてるというなかなかに実験的な試みをだったのだが、それについて終演後、山田さんご本人に「観ましたよー」というと、「いやー、一回だけ突然あんなことをすると、ドラマをずっと観てる人は何だろうって思うでしょうねえ」と謙遜してらっしゃった。ちなみに山田さんの出てくるシーンだけは、ドラマ本編とは別に浅草の木馬亭*2で撮影したとのこと。ってことは、上野なつひ杏さゆり笹岡莉紗とは現場で一緒だったんじゃなかったのかあ*3。それは残念(っておれが残念がる筋合いのものではないが)。
テレビ出演といえば、坂本頼光氏も来月、フジテレビのミニ番組『road to dream』に出演するという。うわ、ナレーションは広末かよ。坂本氏も偉くなったもんだ。こうして友人・知人がどんどん世に出ていくのを見てると、正直あせる。
イベント会場にはほかにも人気サイト「グレコローマンかたぎ」管理人で鉤屋社長のそねさんもいらっしゃっていた。あと、終演後に枡野浩一氏もいらっしゃっていたことに気づき、あわててご挨拶する。どうやらこの日記での告知を読まれて足を運んでいただいたようだ。太田出版にいたころからお会いする機会はあったはずなのだけれど、実はきょうが初対面。これだから「はてな」はあなどれない……。

*1:その独特のクッキーボイスは一度聞いた者の心を掴んで離さない。おかげで彼の声をモノマネをする人間も急増しつつあるようだ。このタイプの声で、誰もがついモノマネをしたくなるというのは郷ひろみ以来ではなかろうか。「昔ひろみ、いま広野」……ってか?

*2:現在都内に唯一残る講談の定席。オーナーは映画監督・根岸吉太郎の母親だったりする。

*3:とはいえ、山田氏は以前にも『亜弥のDNA』(テレ東深夜の番組『アイドルをさがせ』の一コーナー)で、中学生にして刑事である松浦亜弥の同級生の役(!)を演じていたりするのだ。ファンとしてはあやかりたいの一言である。