考えることは皆同じ?

http://honyomi.exblog.jp/347161/本読み5月29日付)
上記URLの記事によれば、どうやら複数の出版社がライトノベルの歴史などをテーマにした本を企画している模様(はてな界隈でもそれらしい企画が進んでいるという記事を読んだ)。このまま行けば、「あらすじで読むライトノベル」なんて本が出るのも時間の問題かと(笑)。
ちなみに上記記事を書いているのは出版流通業界で働いている方らしいが、そういえば例の別冊宝島での綿矢りさ本の刊行が中止になったという話をいち早く紹介していたのもこのブログだった(http://honyomi.exblog.jp/154977/)。ラノベ史の件で打ち合わせに参加されたという話といい、ひょっとして出版流通の世界では結構知られた方なのだろうか。何か機会があればぜひご相談に乗っていただきたいものです(笑)。
関係ないけど、本日付の記事(http://honyomi.exblog.jp/363428/)では、現在刊行の準備が進んでいるらしい『探偵ファイル』について、《ここの元サイトの面白さがさっぱりわからないのですが》と書かれていたけれども、それはぼくも同感である。いや、というか、あの内容はWEBだからこそ面白いのだと思う。同書の版元のイーストプレスからは、時期を同じくして、これまた人気サイトである「スタンダード社会学講座」の書籍化も予定されているようだが、あのサイトで書かれていることは十分本にしても面白いだろうと思われるのとは対照的である。WEBの書籍化も一筋縄ではいかない。