『電車男』舞台化第2弾

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000019-spn-ent
演出は堤幸彦。先月前編の公演が行なわれた朗読劇に続き、早くも2度目の舞台化となる同作には、エルメスは舞台上には姿を現わさないという(彼女を演じる女優も当日まで名前は明かされないようだ)。堤作品には、ただの通行人など物語の本筋には関係ないのに妙に印象に残る人物がよく出てくるが*1、どうせなら舞台版『電車男』でも、本筋とは関係ないキャラクターを登場させて、時には電車男冷や水を浴びせかけるなどしてほしい。
それにしても、上記URLの記事では、《匿名で不特定多数が書き込む「掲示板」では、ひぼう・中傷なども多い。しかし「電車男」の件では多くの人が温かく純愛を見守り、大きな話題に》なんて書かれてるけど、安藤健二氏の『封印された『電車男』』(太田出版ISBN:4872339339)を読めばそんなことは言えないってわかるはずだけどねえ(笑)。

*1:おそらくこれには松田優作の『探偵物語』あたりの影響もあるのだと思う。