ドラゴンズ・ベビーとウーパールーパー

雑記帳 両生類「ドラゴンズ・ベビー」公開 愛知

クロアチアの天然記念物の両生類「ドラゴンズ・ベビー」が11日、愛知県碧南市碧南海浜水族館で公開された。愛・地球博にちなむ特別展の目玉で、8月末まで展示される。
 ◇雄4匹で、体長17〜20センチ。洞くつにすむため体は肌色で目は退化している。68年に昭和天皇に贈られ、東京・上野動物園で展示されて以来の公開。
 ◇名の通り小さな「竜」といった姿で、かつてブームとなったウーパールーパーの愛きょうには程遠い。「ちょっと怖い」の声も。【坂東伸二】
毎日新聞) - 4月12日10時18分更新
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050412-00000007-maip-soci

 愛知だから、てっきり中日ドラゴンズにあやかったものかと思いきや、全然関係ないみたい。
【関連】碧南海浜水族館・特別展「ドラゴンズ・ベビーの王国」
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ところで上記記事に出てくるウーパールーパーとは、アホロートルという両生類につけられた「商品名」だ。この生物が商品化される経緯はこのサイト(元のサイトは消滅してしまったようなのでGoogleのキャッシュ)でくわしく紹介されている。それによると、当初は「スーパールーパー」で商標化しようとしていたのだが、「スーパー」とつく商標が多いため、いつまで経っても登録できないだろうということになり、急遽「SUPER」の「S」を「W」に代えて「ウーパー」としたのだという。
ちなみに、ウーパールーパーの企画にかかわったデザイナーの一人であるほうとうひろし氏は、近年では全盛期の赤塚不二夫の雑誌での仕事をまとめた労作『アカツカNo.1』(イースト・プレスISBN:4872572475)で知られるほか、昨年末出た『川村ゆきえ「決意。」―Special Mook with DVD』(英知出版ISBN:4754254848)でも奥付に名前が出ていてけっこう意外だった*1

*1:でもこの本は、ここ数年相次いで刊行されているアイドルのムックの中でも、かなりクオリティが高いものだと思う。