国会通い

月曜と一日置いてきのう、きょうと、国会図書館で過去のある雑誌を創刊号から順に読んでいく作業を続行。ひとまずきょうでこの雑誌については一区切りをつける。ただページをめくるだけなのに、目を皿のようにして誌面を見ているせいか、ずっと続けていると肩が凝ってくる。まあ、思った以上に新たな発見があって、面白いのだが。この仕事について詳細はまたおいおい。
それにしても、こうしてある一つの雑誌を創刊号から順に追っていくのは、思えば、フリーになったばかりのころに、『マガジン・ウォー』の50号記念か何かで、同誌の歴史を振り返るという企画を任されて以来だな。そのときは、版元のサン出版の会議室にデンと積まれた『ウォー』のバックナンバーに一通り目を通していったのだが、創刊したばかりのころは高市早苗とか山咲千里のインタビューが載ってたりして、わけのわかんない雑誌だなあ(あと、ブレイク前の藤原紀香瀬戸朝香が表紙を飾ってる号もあったっけ)、という印象を強く受けた。実はそういう方向性がまだ定まらなくて、誌面がわけのわからないことになっている時期こそが、雑誌にとっては一番面白い時期だったりするんだけど。ただ、方向が定まらないと本屋のどこに置けばいいか決まらないし、そのまま売れずに休刊に追い込まれてしまうことも多いだろうから、そこらへんのさじ加減は非常に難しいんだろうなあ……。