「旅 江戸の旅から鉄道旅行へ」@国立歴史民俗博物館

 きょうで会期終了の国立歴史民俗博物館の企画展「旅 江戸の旅から鉄道旅行へ」を観るため千葉県佐倉市へ。京成佐倉駅から15分強歩いて博物館着。
 中学時代から行きたかった博物館だが、微妙に都心から遠いこともあり、なかなか足を運ぶことがなかったのだがついに念願がかなった。ただし、着いたのが午後3時前と遅かったため、企画展はすべて観られたものの、結局常設展は全部観ることができず。
 常設展示では、東アジアなど海外諸地域との関連で日本史を眺める視点などが印象に残る。再現模型・ジオラマによる展示も多く、模型好きの僕にとっては楽しかった。今年3月にリニューアルしたばかりという第3展示室「近世」など、再度訪れてじっくり見たいところ。再来年にはさらに現代に関する展示も加わるみたいなので、これも楽しみ。
 5時の閉館後、博物館のある佐倉城址一帯をぶらりと歩く。城址だけにかなり小高い地形で、草や樹木がうっそうと繁っており、夜来たら怖そう。博物館とはちょうど敷地の反対側に位置する門を出ると池があって、大量の鯉や甲羅に苔の生した亀が悠々と泳いでいた。ツクツクボウシやヒグラシの声を聞き、夏も終わりだなと感慨を抱く。

佐倉城址・本丸跡一帯(2008年8月31日)