『新婚さんいらっしゃい!』初代司会者は月亭可朝だった

新婚さんいらっしゃい!』は当初、月亭可朝をメイン司会に始まったということを、文春オンラインのこの記事を書いたとき初めて知った。

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現在まで司会を務める桂文枝(当時、三枝)はサブ的ポジションからスタートしたものの、番組開始から数ヵ月後に可朝が唐突に参院選に出馬して降板したため、急遽メインへと昇格したとされる(ちなみにこのときの参院選では、可朝と同じく落語界から立川談志も出馬、談志が全国区で最下位当選したのに対し、可朝は落選している)。

ただ、下衆の勘繰りながら、『新婚さんいらっしゃい!』のスタッフは、可朝がいずれ何かやらかして番組を降りることを初めから何となく想定していたのではないか。当時売り出し中の三枝をサブに据えたのはそのためという気もするし、何より、タイトルに「いらっしゃい!」と三枝の持ちネタを掲げたあたり、可朝をメインに始まった番組としてはどうも不自然な感じがするのだが、どうか。