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ゆるゆると過去エントリーを更新中

せっかくこの「Culture Vulture」をはてなダイアリーからはてなブログに移行したのだからと(ブログ移行後、暫定的にタイトルに「新・」と冠していたものの、結局とった)、昨夜あたりから、自分がここ数年のあいだ、どこに発表するわけでもなく備忘録として書いていた短文をちょこちょこブログにアップしております。どれが新たにあげたエントリーなのかはいちいち書きませんが、ご興味を持たれた方は探してみてください。

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君は『君は~を見たか』という書名を見たか

urbanseaさんの以下のツイートを見て

 「君は~を見たか」というタイトルの書籍って結構あるなと思い、国立国会図書館の蔵書検索などからリストアップしてみた。ただし、小説などフィクション系はのぞいた。

  • ワルター・ケンポウスキー編『君はヒトラーを見たか』(邦訳・1973)
  • 児玉隆也『君は天皇を見たか』(1975)
  • 佐藤忠男『君は時代劇映画を見たか』(1977)
  • 岩川隆『キミは長島を見たか』(1981)
  • 高橋昭博NHK取材班ほか『きみはヒロシマを見たか』(1982)
  • 室田武『君は、エントロピーを見たか?』(1983)
  • 大阪読売アメリカ取材班『君はアメリカを見たか』(1985)
  • 三根生久大『キミは核を見たか』(1986)
  • 吉村義雄『君は力道山を見たか』(1988)
  • 吉村作治『君はピラミッドを見たか』(1997)
  • 豊田市郷土資料館編『キミは杉浦を見たか』(1997)
  • 天野恵一編著『君はオリンピックを見たか』(1998)
  • 高部雨市『君は小人プロレスを見たか』(1999)
  • 中道寿一『君はヒトラー・ユーゲントを見たか?』(1999)
  • 木村幸治『君は野平祐二を見たか?』(2000)
  • プロ野球助っ人研究会編『君はソレイタを見たか!』(2004)
  • 佐藤史朗『記者魂 キミは社会部記者を見たか』(2008)
  • 中村計『きみは怪物を見たか 松井、松坂、斎藤、雄星甲子園のヒーローたちの感動物語』(2010)
  • 鎮勝也『君は山口高志を見たか』(2014)

リストにあげたうち『君は天皇を見たか』で児玉隆也は、この書名は『君はヒトラーを見たか』をもじってつけたと書いているので、おそらく同書がこの手のタイトルのルーツなのだろう。

賞を贈る側の事情

この秋の褒章でケラリーノ・サンドロヴィッチ紫綬褒章が贈られると聞いて、山下洋輔が2003年に紫綬褒章を受章するに際し、評論家の相倉久人に言われたという言葉を思い出した。

受章の決定時、山下へ相倉から電話があり、《『山下も勲章をもらうようになったか』と言われるだろうが、賞を贈る側にもそれなりの事情があって、『こういう人にも目を向けています』とアピールしたいんだから、がっかりしないでもらってやりなさい》と言われたという。

これは二人の対談本に出てくるエピソードだが、相倉は同書で、自身も各種の賞で選考を担った経験から《選考委員や審査員たちの気持ちはとてもよく分かります。「自分たちはこういうものだってちゃんと評価できるんだ」というのを見せたいわけ》とも語っている(以上、引用は山下洋輔相倉久人『ジャズの証言』新潮新書より)。

「こういう人にも目を向けています」「自分たちはこういうものだってちゃんと評価できるんだ」とは、紫綬褒章にかぎらず、最近の文化勲章文化功労者の面々を見ていてもたしかに感じるところだ。

 

ジャズの証言 (新潮新書)

ジャズの証言 (新潮新書)