Culture Vulture

ライター・近藤正高のブログ

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

チバ・シティにはボーカロイドがよく似合う?

きのうから24時間ライブ配信の始まったウェザーニューズの「SOLiVE24」。昨晩、無料アプリケーションをダウンロードして、さっそく見始めた。 この「SOLiVE24」では、番組のあいまあいまに屋外カメラから撮った夜景が映るのだけれども、そこで流れる音楽が気…

寄稿した『別宝Jポップ批評 SMAP特集』発売中です

その矢先の、草なぎメンバーが逮捕されたとの報道に驚いております(サンスポの記事)。目下絶賛発売中の『別冊宝島 音楽誌が書かないJポップ批評59 SMAP「20+1抱腹絶頂ヒストリー」』に寄稿したディスクレビューで、「彼(草なぎ)にはいまだにスキャンダ…

「千葉と青春の旅立ち――政治家・森田健作の遍歴」補遺

遅ればせながら、先に予告したとおり、メルマガ「週刊ビジスタニュース」4月8日配信分に寄稿した拙文(すでにウェブ上にも転載されています)で書ききれなかったネタもろもろを以下にあげておきます。 ■ 1996年、橋本内閣の沖縄開発庁政務次官を務めた森田…

「日刊新書レビュー」4月21日付の拙稿における訂正とお詫び

昨日「日経ビジネスオンライン」内連載「日刊新書レビュー」にUPされた、拙稿(吉見俊哉著『ポスト戦後社会』の書評)でのレイクニュータウン(軽井沢の別荘地)に関する記述に、事実誤認がある(開発業者名が事実と異なる)と読者の方からご指摘をいただき…

第62回日本推理作家協会賞

「評論その他の部門」に円堂都司昭さん(id:ending)の『「謎」の解像度』と、栗原裕一郎さん(id:ykurihara)の『〈盗作〉の文学史』が決まったとのこと(朝日新聞の記事)。おめでとうございます。 そういえば、去年のいまごろ、ちょうど円堂さんが今回の…

『限りなく透明に近いブルー』文庫新装版

中央線の電車内の中吊り広告で、講談社文庫の村上龍『限りなく透明に近いブルー』の新装版が出たことを知る。新たに解説を書いているのが綿矢りさだということには興味を惹かれたものの、装丁まで変更してしまったのは残念。村上龍自身が手がけたあの装丁(…

よりにもよって忍者コントから素材を持ってくるとは

パチンコ台のCMが最近になってやたらと増えたことも、CMに物故者をCG合成で“出演”させるという安易な手法がやけに目立つことも憂慮すべき事態だとは思うが、いかりや長介をよりによって忍者姿で登場させた「FEVER ドリフだよ!全員集合」のCM*1のセンスは好…

メディアファクトリーの「乗る女子」シリーズ(と勝手に名づけてみた)

メディアファクトリーの「ビジネス・経済 ノンフィクション」本のラインナップがえらいことになっていた。おそらく原点は、ドラマ化もされた『新幹線ガール』だと思われるが……。新幹線ガール作者: 徳渕真利子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2…

今後ヒロイン一家の受くべき苦難は固より尋常にあらず……てか?

先月末から始まったNHKの連続テレビ小説『つばさ』で、ヒロインつばさ(演じている多部未華子は『ガチャガチャポン!』以来のファンですじゃ)の使っているかなり旧式(真空管式?)のラジオは、ひょっとして、吉行和子演じる祖母が玉音放送をこれで聞いたと…

1986年4月に何が起こったか

本日配信のソフトバンククリエティブのメールマガジン「週刊ビジスタニュース」に、「千葉と青春の旅立ち――政治家・森田健作の遍歴」というコラムを寄稿しました。 きょう4月8日はくしくもというべきか、森田が所属事務所・サンミュージックの後輩としてか…

幻に終わってしまった「国立産業技術史博物館」

大阪の万博公園に「国立産業技術史博物館」を建設する計画があったとは。日経ビジネスオンラインの伊東乾の連載でとりあげられているのを読んで、初めて知った。収蔵予定の資料が保管されていたという鉄鋼館についてはここ数年追っていたにもかかわらずまっ…

値下げした大宅と、リニューアルした都立中央に行ってきたぞ

来週配信予定のソフトバンクのメルマガのテーマ「森田健作」について調べるため大宅文庫へ。受付で入館料として条件反射的に500円玉を出そうとしたら、「300円いただきます」と館員からいわれ、「あれ、そんな安かったっけ!?」と狐につままれたような気分に…

突然の内閣改造、実は「エイプリル・フール」

昨年秋に麻生首相が組閣を行なったときに、「外務大臣はいっそ、さいとう・たかをにすればいいのに」と友人と話していたのですが、まさかそれが、エイプリルフールネタとはいえ実現してしまうとは驚きました。もはややけくそという感じもしますけど……。 以下…