Culture Vulture

ライター・近藤正高のブログ

きょうの買い物

広尾の都立図書館に調べものがあって出かけた帰りに、恵比寿のアトレ内にある有隣堂書店で中森明夫『東京トンガリキッズ』(角川文庫)と高平哲郎『ぼくたちの七〇年代』(晶文社)と『別冊宝島965 ピンク・レディーに首ったけ!』(宝島社)と『ビックリハウス』131号(PARCO出版)と『ART iT』創刊2号(リアルシティーズ)を買う。最後にあげたもの以外すべて昨今のレトロブームや80年代ブームがらみで、店内で本を抱えているうちに何だかムカついてくる。といっても別に中森氏や高平氏などに対して怒ってるわけではなくて、ただなんとなく。
ところで『別冊宝島』は1000号達成を記念し、古いバックナンバーを今回に限り再刊したそうで、その何冊かが有隣堂にも並んでいた。とはいえ、すべて古い判型(A5判)のものばかり。『別冊宝島』は現在の判型(B5判)に変わって以来、なぜか急速に書店でのサイクルが早くなりバックナンバーが入手しづらいので、ここは一つリニューアル後の号の再刊も望みたいところ。たとえば『いまどきの「ブンガク」』などはずっと探しているのだが、古本屋でもなかなか見つからない。