明日はコミケ参加だ!
8日に印刷所より自宅に届いた『ZAMDA』第12号を、翌日執筆者各氏に送本。さらに同日中には中野ブロードウェイのタコシェへ納品に行く。同時にこれまで置かせていただいていたバックナンバーの売り上げを清算してもらう。これがそれなりの金額になり、最新号の印刷費等々で懐の寒い身にはとてもありがたい。
それはともかく、こちらでも今回の号のラインナップを紹介させていただきます。
NOT!特集:NO FEATURE! NO FUTURE?
―とらえどころのない時代の真っ只中で生き延びるための方法序説
- 表紙(をかべまさゆき)
- 不発弾としての小麦 ―阿部和重『シンセミア』=「穀物戦争」論(id:hitomisiriing)
- 新約・モリモリの歌 第1回〜11回(チベット太郎)
- 『ワラッテイイトモ、』の呪縛 ―またはマッドビデオ覚え書き(酒徳ごうわく)
- ガイネーシスにみる『おじゃる丸』と『模倣犯』(松原美由樹)
- 月光町がもしモーニング娘。の町だったら(近藤正高)
- 三流漫画評論家匿名座談会:『G戦場ヘヴンズドア』は天国行き? それとも地獄行き?
- ちびせん基礎講座(前川やく)
- 坂本頼光の日本映画黄疸:第3回「思い出すままに ―東野英治郎のこと」(坂本頼光+イラスト:居島一平)
- 気がつけば、調布 (そね)
- 「どう生きるか」について思考し続けた鶴見済の10年 ―新雑誌『CV』の鶴見済原稿を読み解く(五所光太郎)
- 今月の鬼畜レコード 第10回(吉河悟史)
- こちら大阪西区靭公園前サブカル青テント:第3回「10年目の『砂の器』」(田中北京)
- 高崎経済大学編年史編纂委員会抄報:第4回「1965年秋〜66年初頭」(万里小路信房)
- 特別企画 60年代・学生運動・映画を観る
- ぼくと金田サカエの80年代 ―岡崎京子『東京ガールズブラボー』データベース化計画(山田和正)
- いわゆる一人の戦後・後史【第1部:MUSIC FOR AIRPORTS】第2回「FROM TOKIO TO TOKYO」(近藤正高)
- 編集後記および小誌終刊のお知らせ(編集人)
そのほか小誌について詳細はこちら→http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/3488/
一部、かなり以前に原稿をいただいていた執筆者の方もいらっしゃいますが、本当にお待たせしてしまい、申し訳ございません。何とか出来上がりましたので、この場を借りてご報告いたします>特に山田さん
さて、これを明日15日のコミックマーケット66三日目の会場でも販売いたします。場所は東地区S-32b、サークル名は「ZAMDA」です。なおコミケ特典として限定30部で、知る人ぞ知る俳句漫談家・チベット太郎氏の「新約・モリモリの歌」オリジナル肉筆版を本誌につける予定ですので、どうぞ興味のある方はこの機会をお見逃しなく。
それから、隣のブース(S-32a)では、友人サークル「サブカル堂」が新聞形式のミニコミ紙『サブカル評論』最新刊の第6号を販売する予定です。ちなみに同紙の最新号の特集は「女について」というもので、ぼくも「大宅壮一文庫件名索引における『おんな』の研究序説」なる短文を寄稿しています。ほかにも目玉企画として、いわゆるサブカルの世界で活躍する/した人物たちをアフォリズム(って、そんなたいしたものでもないですが)や小ネタをあげて紹介する「サブカル紳士録」というものも掲載されますので、どうぞお楽しみに!(ぼくもこれにはそうとう書いています)なお同紙は『ZAMDA』とは違い、コミケ以外では入手が難しいので、ぜひぜひ会場でチェックしてください。
では、皆様のご来場を心よりお待ちしております!