キョージュとタモリと桃内と

ミュージックステーション』に坂本龍一が出演。何でもこの番組への出演は7年ぶり、それもソロでの出演は初だとか(前回は中谷美紀とでも共演したのかな?)。ぼくとしては演奏そのものより(小山田圭吾がバックでギター弾いてたのにはちょっと、おっ! と思ったけど)、その前のタモリとのトークのほうが面白かった。キョージュとタモリは昔はよく一緒に飲んでて、酔うと“選挙演説”と称して、「今回立候補した森田でございます」なんていいながら、誰もいない街でやってたとか。たぶんこれ、キョージュのYMO時代の話だろうなー。タモリが最初の2枚のアルバムを出したのはYMOと同じアルファレコードだし、たしか『タモリオールナイトニッポン』ではYMOのワールドツアーの本番直前に生中継とかやってたはずだし*1。そもそも「外国人から見た日本人像を戯画的に演じる」という共通点が初期のタモリYMOにはある。
タモリといえば、きのうの『いいとも』「テレフォンショッキング」のゲストがこれまたYMOと関係の深い伊武雅刀だった。そこで伊武さんは最近電車内で、どこかの子供が「オッパイ吸うー」と母親に何度も繰り返すのを耳にするうちだんだん腹が立ってきたという話をしていたのだが、そこでタモさんにはぜひ「やっぱり子供は嫌いですか?」とツッコミを入れてほしかったと思ったりして……。その代わり、「オッパイ吸うー」というセリフはタモさん的にはツボにハマッたらしく、そのあとのコーナーでも何の脈絡もなしに口にしていたのには笑った。

*1:あと、久世光彦演出のドラマでもタモリYMOは、近田春夫などと一緒に共演してるはず。