ぼやき3

ぼくが編集長を務めるミニコミ誌『ZAMDA』次号の発行に向け、依頼した原稿がここ1週間ほどのあいだに続々と届きつつあります。それに対してこちらからまた色々と注文をつけたり、Wordでレイアウトを組んでみたりと、久々に編集者らしいことをしているなと思う反面、自分の書くべき原稿のほうがなかなかはかどりません。というのも、ここ数ヶ月うちの隣の敷地ではアパートを新築中で、そのため日中は工事の音がうるさくて、原稿に集中しようにもちっとも集中できないからです。原稿は夜に書き、昼は寝ていようとも思ったのですが、当然ながらそんな状況で熟睡なんかできるわけがありません。もうこうなったらしょうがない、思い切ってウィークリーマンションの一室でも借りて一週間ぐらい缶詰になろうかと、ちょっとネットで調べてみたのですが、これが想像した以上に高いのですね。まったく、どうしたもんでしょうか。
ちなみにぼくは基本的に外で原稿を書くということができません。いや、他人に見られやしないかとまわりが気になる性質なもので。それに資料をたくさん使うので、やはり自宅が一番原稿を書くのに都合がいいというのもありますし。うーん、困った。これではいつまで経っても原稿が進まないじゃないですか。
それにしても、うちのアパートというは、袋小路に入ったところにあるのだけれども、そんな狭い場所でもクレーン車ってのは入れられるもんなのですね。そんなふうにして道幅ぎりぎりに置かれたクレーン車で鉄骨が組まれたりと、うちの隣の敷地での工事は着々と進みつつあります。このままだと工事をしているアパートのほうが『ZAMDA』よりも先に完成してしまうのではないかと、ぼくは気が気ではありません。
全然関係ないのですが、きのう本誌の執筆者の一人である大阪在住の友人に電話したら、明日は休みをとって新宮まで整体に行くと言っていました。何でも大阪から和歌山県の新宮までは車で6時間かかるそうです(ぼくも一度新宮には名古屋から列車で行ったことがありますが、だいたい所要時間は同じぐらいですね)。旅としては十分な距離でしょう。ぼくもそんな遠くでなくてもいいから、どこかに行きたいものです。たとえば日本一短い鉄道というのを売り文句にした成田空港の南を走る芝山鉄道には常々乗りたいと思っているのですが。