坂本頼光氏をめぐる告知もろもろ

仕事がたまりにたまって、ダムが決壊しそうです。きょうも朝まで原稿を書いてました。眠い〜。
さて、きのう路線が変更されることをお知らせした『ウラBUBKA』だが、同誌の一応の最終号にて、ぼくは巻頭の「ウラ通」というニュースコーナーで活弁士の坂本頼光さんをとりあげさせてもらった。いや、先月新宿のロフトプラスワンでのイベント「シネマ秘宝館」で上映された彼の自作自演アニメ『サザザさん』があまりにも面白かったので。しかし文字数があまりなかったこともあり、実にあっさりした紹介になってしまったのが悔やまれる。水木しげるに熱を上げるあまり小学生にして水木プロに入り浸っていた頃の話とか、フランキー堺の葬儀に参列するため高校の修学旅行を急遽欠席した話とか、尊敬する嵐寛寿郎の甥である俳優の山本竜二氏に師事し、その仕事(ビデオの撮影とか)を手伝う話だとか、彼には面白いエピソードがいっぱいあるのだが、とてもそこまで書ききれなかった。興味のある向きは、ぼくがかつて出していたミニコミ『ZAMDA』第9号に、彼が上記のエピソードなどを交えてこれまでの経歴を語ったものが掲載されているので、ぜひ読んでいただきたいと思う。余談ながら、この号だけ大量に在庫が残っているので(あきらかに刷りすぎが原因)、この機会に買っていただけると本当に助かるのだが……。
そうそう、坂本さんが出演するイベントとしては、来月11日(土)に「弁士のいるトーキー」という秘密上映会が六本木のLuna si Soareというところで開催されるようなので、こちらもおすすめしておく(共演は山田広野・居島一平・ヘブリスギョン岩月・片岡一郎の各氏)。このイベント、久々の開催となるのだが、これまで中野でずっとやってきたのに、今回は六本木で開催って一体どういうことよ!? と、いぶかしみつつも、毎度ながら、様々なルートを駆使して入手されたかなりレアな映像が上映されるらしいので期待している。そういえば、いわゆる「封印作品」的な作品もこの上映会でかなり見せてもらったなあ……。
そのほか、坂本さんに関する最新情報は、彼のホームページ「活弁士の家」でチェックしていただきたい。前述のイベントもここに詳細が紹介されているので、どうぞよろしく。