『ユリイカ』6月号「特集*ムーンライダーズ」

http://www.seidosha.co.jp/eureka/200506/
今週末に書店に並ぶ予定の『ユリイカ』最新号が送られてくる。同号では編集長の郡さんに「ライダーズのこの曲が好き!または嫌い!!」というアンケートへの回答を依頼されて、ホイホイと気軽に引き受けてしまったのだが、いざ本誌を見たら、ほかの回答者が錚々たるメンバー*1でビビった。枯れ木も山のにぎわいとは言うけれど、こんな大木だらけの中にあっては圧倒されるしかない。
ムーンライダーズといえば、ぼくの中では、ある種の人たちから迫害されているというイメージがある。たとえば、かつて矢野顕子のベスト盤のライナーノーツで、ナンシー関が自分がムーンライダーズのファンであったことを明かしていたことに対して、たしか『SPA!』で中森明夫氏が「ナンシー関ムーンライダーズのファンだったなんて……」というふうに非難というか、どこか軽蔑したような調子で書いていた。しかしぼくには、そんなふうにムーンライダーズが迫害される理由というのが、いまいちよくわからない。今回の特集をじっくり読めば、その疑問も少しは解けるのだろうか……?