「日刊新書レビュー」4月21日付の拙稿における訂正とお詫び

 昨日「日経ビジネスオンライン」内連載「日刊新書レビュー」にUPされた、拙稿吉見俊哉著『ポスト戦後社会』の書評)でのレイクニュータウン(軽井沢の別荘地)に関する記述に、事実誤認がある(開発業者名が事実と異なる)と読者の方からご指摘をいただきました。これを受けて早急に事実確認を行ない、当該箇所を修正いたしました。まもなく反映されることと思いますが、念のため当ブログのほうでもご報告させていただきます。
 該当の箇所は、1ページ目、4段落目の以下のくだりです。

(誤)この別荘地は、周辺のゴルフ場やスキー場などとともに、西武鉄道系列のディベロッパー・株式会社国土計画(現プリンスホテル)が1960年代から70年代前半にかけて開発し、

 これを次のように訂正させていただきます。

(正)この別荘地は、国土開発が1960年代から70年代前半にかけて開発し、

 上記の正誤表で示しましたとおり、「国土計画」と「国土開発」はまったくの別会社です。とりあげた本のなかで、レイクニュータウンの外縁の土地を西武グループ創業者の堤康次郎が買収しゴルフ場を開発したという記述があったため、どうもそれと混同してしまったようです。
 ともあれ、私の誤読による事実誤認であることにまちがいはありません。読者および関係者各位にあらためてお詫びを申し上げるとともに、ご指摘をくださった方にはこの場を通じて厚く御礼申し上げます。
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【追記】訂正のほうすでに反映されておりました。(22日13時19分)