『新幹線と日本の半世紀』、本日発売されました
すでにこの週明けには並んでいた書店さんもありましたが、一応本日が発売日ということで、あらためて告知させていただきます。

新幹線と日本の半世紀―1億人の新幹線‐文化の視点からその歴史を読む (交通新聞社新書)
- 作者: 近藤正高
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本
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上記リンク先では書影がまだ上がっていないようですが、カバー&帯はこんな感じです。

(2010.12.17追記)
帯の拡大写真です。

交通新聞社のサイトからも注文できるようになりました。
(2010.12.20追記)
ゲームデザイナーの米光一成さんにレビューしていただきました! ありがとうございます。
(2011.1.12追記)
『週刊東洋経済』1月15日号「新刊新書サミング・アップ」のページにて紹介していただきました。同誌の鉄道特集は、本書を書くにあたり(とくに終章で)おおいに参考にさせていただいただけに、うれしさもひときわです。
(2011.1.17追記)
『毎日新聞』1月16日付朝刊「毎日の本棚」にてとりあげていただきました。
本書の内容を短いなかで的確に紹介していただいています。また、「著者の、ライターとしての実力にも注目したい」という最後の一文には、これまで10余年間、ライターを続けてきた甲斐があったと、胸が熱くなりました。ありがとうございます。
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【本書刊行後の進展】本書257ページでとりあげたブラジルの高速鉄道計画について、刊行後に(正確には原稿を印刷所に入れてから)以下のような進展があったので追記しておきます。
ブラジルの高速鉄道計画は、2010年7月に入札手続きが告示され、同年11月29日に入札を実施、12月16日には事業者が決定する予定だった。しかし入札予定日の3日前の11月26日になって、ブラジル政府は入札を2011年4月へ延期すると発表した。
『日経ヴェリタス』第142号(2010年11月28日)によれば、その原因は、ブラジル政府の提示した「開業後40年間の運営を保証すること」という条件があまりにも厳しすぎ、韓国勢以外に応札を確約したグループがなかったためだという。
ブラジルの高速鉄道については、2009年から日本の企業グループ(三井物産・三菱重工業・日立製作所・東芝で構成)やフランス勢も準備を進めてきたものの、前述の条件では採算の目処が立たないとして、予定どおり2010年11月に入札が実施されたばあいは応札を見送る方針を固めていた。
入札の延期には、日本やヨーロッパの企業に再参入をうながすねらいがあるようだが、ブラジル側は発表の時点で事業計画の見直しには言及していない。他方、日本グループにとっては、延期によって新幹線輸出の望みがつながったものの、『日経ヴェリタス』の前掲記事が指摘するように、《投資条件を巡る調整の難しさや新興国の不確実性も浮き彫りになった》ともいえる。
【近藤正高】
(2011.1.19追記)
『週刊アスキー』2月1日号(1月18日発売)「今週の新刊」にて紹介していただきました。ありがとうございます。
(2011.1.25追記)
『週刊ダイヤモンド』1月29日号(1月24日発売)「新刊フラッシュ」にて紹介していただきました。ありがとうございます。
(2011.1.28追記)
「WEB 本の雑誌」にて紹介していただきました。ありがとうございます。
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JRグループ協力のウェブマガジン「トレたび」の「THE 新幹線キャンペーン」のページで、コラムの参考文献として本書のタイトルがあげられていました。
なお上記サイトを運営するのは、本書の版元である交通新聞社です。
(2011.2.4追記)
ソフトバンク クリエイティブのサイト「ビジネス+IT」に著者インタビューが掲載されました。
(2011.2.18追記)
『日経ビジネスアソシエ』3月1日号(2月15日発売)の山形浩生、フェルディナント・ヤマグチ両氏の連載対談「肉食系教養講座」第12回にてとりあげていただきました。ありがとうございます。
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【訂正】280ページ8行目
× (『広告入門』マドラ出版、1992年)
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○ (広告批評編『広告大入門』マドラ出版、1992年)