新幹線

インタビュー「最適な“組み合わせ”が問題を解決する!? ――新幹線に見るビジネスのヒント」UPですよ

ソフトバンク クリエイティブのサイト「ビジネス+IT」に、『新幹線と日本の半世紀』関連の私へのインタビューが掲載されました。ご一読いただければ幸いです。 【近藤正高氏インタビュー】最適な組み合わせが問題を解決する?――新幹線に見るビジネスのヒント…

“新幹線の父”島秀雄が方向づけた日本の宇宙開発

来週あたりUPされる予定の『新幹線と日本の半世紀』関連のインタビューにこたえるため、東海道新幹線の開発を主導した国鉄技師長・島秀雄の評伝である『新幹線をつくった男 島秀雄物語』(高橋団吉著、小学館、2000年)を読み返したりしていた。 同書には、…

アメリカ向けの新幹線は頑丈に

年明け早々、新幹線技術のアメリカへの輸出に向けてひとつ進展があった。 米要求に応じ新幹線を頑丈に=JR東海、フロリダ輸出に向け (時事ドットコム) フロリダ州への新幹線輸出を目指しJR東海が参加する日米鉄道技術基準合同検討会は、米国側が貨物列…

『新幹線と日本の半世紀』、本日発売されました

すでにこの週明けには並んでいた書店さんもありましたが、一応本日が発売日ということで、あらためて告知させていただきます。新幹線と日本の半世紀―1億人の新幹線‐文化の視点からその歴史を読む (交通新聞社新書)作者: 近藤正高出版社/メーカー: 交通新聞社…

「『1975年の新幹線』を超えて」がネット上にも掲載

メルマガ「週刊ビジスタニュース」の先週(5月19日付)配信分に掲載された拙稿「『1975年の新幹線』を超えて」が、ネット上にもUPされました。 http://bisista.blogto.jp/archives/1301262.html 本稿は、1975年前後に、騒音公害やあいつぐ事故やストライキな…

清水一行『動脈列島』をめぐるエトセトラ

清水一行が今月15日に亡くなった。23日の7時のNHKニュースでは、死因は老衰と伝えられていたが、79歳で老衰とはちょっと若い気もするが……。 作家の清水一行さん死去 経済小説の第一人者(『中日新聞』3月23日) それはともかく、清水一行といえば、1975年…

新幹線輸出に対するJR東海と総合商社の「温度差」

新幹線輸出といえば、東海道新幹線開業から45年を迎えたきょうの中日新聞には、来月16日にJR東海が名古屋で高速鉄道シンポジウムを開催するという記事が出ていた(同記事はネットにも掲載されていた→ここ)。新幹線の海外輸出を視野に、各国の在日本大使館員…

新幹線が“コミュニケーションメディア”だった頃

上記のような傾向はなにも航空業界にかぎったことではなく、たとえば新幹線などにもいえることだと思う。JR東海が80年代後半から90年代初頭にかけて展開した一連の「エクスプレス・キャンペーン」は、新幹線を単なる輸送機関から、人生の節目や人と人とのつ…

2007年の新幹線(再録)

本エントリでこれから転載する文章はもともと、昨年11月の文学フリマで発売した個人誌『Re:Re:Re:』臨時増刊「新幹線をめぐるディスクール・断章 増補改訂版 1964-2007」に掲載したものです。 昨年の大晦日になって、ブラジルへの新幹線技術の輸出を政府が検…