COMPEKIの空、仰ぐ春コミ

3月21日(月・祝)に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケットスペシャル4へのサークル参加が決定。すでに今回のコミケでは応募した全サークルが当選したことは知っていたが、きょうようやく正式な通知が手元に届く。ぼくらのサークル名は「COMPEKI」(近藤と同じくメンバーである中国は岡山生まれの会社員・田中北京氏と二人の名前からとったのだ)。今回のコミケコミケ30年を記念して開催されるもので、朝8時〜13時の第1部と、16時〜21時の第2部とに分け朝から晩までぶっ通しで開催されるのだが、ぼくらは第2部への参加となる。配置はビッグサイトの西館1階の2ホール“G”40b。
ところで、うちのサークルのメンバーは3人なのに、参加通知書に同封されていた会場へのサークル専用通行証は2枚(通常のコミケなら3枚なのに)。となると一人は遅れて入場しなければならないことになるが、さて、どうしよう。
なお、春コミでの肝心の新刊は、とりあえずぼくが昨年末に出せなかった個人誌『Re:Re:Re:』vol.3を、田中と高崎在住の謎の男・万里小路信房の両氏が『サブカル通信』第7号をそれぞれ発売するとともに、さらに編集人・近藤、発行人・田中、スーパーヴァイザー・万里小路という布陣で、『サブカル評論』の増刊として『脱線』と題する(まだあくまでも仮題だが)冊子を発行する予定である。ただし『Re:Re:Re:』以外は、どんな内容にするかは決めたもののまだまったく未着手の状態。早いところ手をつけねばと思いつつ、乞御期待。あ、もちろん『サブカル通信』やかつてぼくがつくっていたミニコミ誌『ZAMDA』のバックナンバーの販売も行なうつもりです。

バレンタイン二題

坂本龍一のアルバム『/04』(ASIN:B00030GPZ6)で、ピアノによってセルフカバーされた「Riot in Lagos」を、ああ、このアレンジの仕方はやっぱりスティーヴ・ライヒの影響(特に「クラッピング・ミュージック」あたりの)が強いなあなどと思いながら聴いたあと、続けてスパンクハッピーの『Computer House of Mode』(ASIN:B00006AUQT)に収録された「Riot in chocolate logos」を久々に聴く。その時いまさらながらに、この曲のタイトルが「Riot in Lagos」のもじりだということに気づく。遅すぎ。
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昨晩のスポーツニュースで、小倉優子千葉ロッテマリーンズの監督にチョコレートを渡している様子を見て、「ああ、そういえばゆうこりんは千葉県出身だもんね」とはすぐ気づいたのだが、監督の名前がバレンタインで、今回のパフォーマンスもそれに引っ掛けたものだったということにはきょうになってようやく気づく。遅すぎ。

「子供の資本主義」の先兵としてのピンク・レディー

今晩の『HEY!HEY!HEY!』にピンク・レディーが登場した際、かつて彼女たちが出演したアメリカのコメディ番組『PINK LADY SHOW』がチラッと紹介されて、司会のダウンタウンに結構ウケていた。この番組については、ぼくも以前ミニコミ誌に掲載したピンク・レディー論でちょっと触れたのだが、せっかくなのでその箇所だけ抜粋してここに転載しておこうと思う。以下、『ZAMDA』第10号(2002年12月)からの転載。

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