わが人生最大の迷子体験

個人的な科学万博の思い出といえば、何と言っても会場で迷子になったことですね(笑)。ぼくはそれまでにもデパートとか自宅の近所とか場所を問わず、しょっちゅう迷子になるような子供だったのだけれども*1、そんな自分の半生の中でも最後にして最大の迷子体験が万博でのものだったという*2。それをどうにか伯母が見つけてくれて、そのあと当時日航が開発していたリニアモーターカー・HSST*3のに乗せてもらったというのが、当時小学3年生だったぼくには強烈な体験として残りました。
ちなみにHSSTにはその後、科学万博の翌々年に岡崎公園で開催された葵博でも父親と一緒に乗ったし、中学生の頃には、うちの実家の名鉄の最寄駅から名古屋市内へと出る区間の沿線にHSSTの実験線がつくられ、そこを走る実験車両を車窓から見るたびに、「あれは本当に実用化されるのかなあ」なんてことを思っていたものです。それでも何とか愛知万博会場への足として実用化されてよかったのではないでしょうかね。

*1:また迷子になっても泣いたりしないものだから、周囲には迷子だと気づかれにくく、まったくもって親に世話を焼かせるガキだったらしいです。

*2:おい誰だ、「いや、おまえはいまだって広い世間の中で迷子になっているじゃないかw」なんて言う奴は!

*3:その後、日航は手を引くも中部エイチ・エスエス・ティが中心となって開発は続けられることになる。