「交通新聞社新書」創刊

　そういうレーベルが今度出るとは噂には聞いていたけど、まさかこんなに早く創刊するとは思わなかった。
　とりあえず、初回配本は5タイトル。今後は隔月ペースで続刊が予定されているらしい（各タイトルの内容など詳細はオフィシャルサイトを参照）。おととい、名古屋市内の書店でざっと全冊の中身をチェックしたところ、大内雅博著『時刻表に見るスイスの鉄道』にいちばん惹かれたので買ってきた。

時刻表に見るスイスの鉄道―こんなに違う日本とスイス (交通新聞社新書)

　新書市場はすでに飽和状態といわれて久しいものの、鉄道をはじめ交通関係にテーマを絞った同レーベルは案外健闘するかも……と、ひとまず期待を込めて書いておく。

可愛い子には鉄道の旅を―6歳からのおとな講座 (交通新聞社新書)

幻の北海道殖民軌道を訪ねる―還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ (交通新聞社新書)

シネマの名匠と旅する「駅」―映画の中の駅と鉄道を見る (交通新聞社新書)

ニッポン鉄道遺産―列車に栓抜きがあった頃 (交通新聞社新書)