テレ東・大江アナは短波放送でもモヤモヤしていた

 テレビ東京大江麻理子アナウンサーといえば、同局の深夜番組『モヤモヤさまぁ〜ず』でのさまぁ〜ずとの絶妙なやりとりで知られるが、その彼女がラジオ、それも短波放送という渋いメディアでもモヤモヤしていることを最近知った。この6月から「ラジオNIKKEI」で始まった経済番組『日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく』がそれ。
 それにしても、ラジオNIKKEIというからには、テレビ東京と同じ日本経済新聞社系列の会社だということはわかるとして(だからこそテレ東のアナウンサーが冠番組を持てるのだろうし)、そんなラジオ局、昔からあったっけ? そう思って調べてみたら、ああ、「ラジオたんぱ」が2004年に改称してこの局名になったのか。
 ついでにいえば、同局を運営する会社の名前も、2003年に日本短波放送から現在の日経ラジオ社へと改称している。ただし日本短波放送はこの改称以前より日経系列の会社で、過去には、開局(1959年)当初のテレビ朝日(当時の社名は日本教育テレビ=NET)にも出資していた。
 ちなみに、日本経済新聞社テレビ東京に出資し、経営に参画するようになるのは東京12チャンネル時代の1969年のこと。その際、田中角栄の仲介があったといわれる。
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