ブクログはじめました

id:akichuさんの日記(id:akichu:20040930、id:akichu:20041001)に触発されて、ぼくもブクログに登録して本棚をつくってみた。
http://pi.jugem.jp/tana/tana.php?ac=sakamata
ブクログにはレビュー欄もあるのだけれど、レビューとは名ばかりで、結局は本そのものではなく、本をマクラにして自分のことを語ってしまう。
そういえば、ぼくは小学校高学年から高校にかけて、なじみの本屋さんにしょっちゅう気になる本を注文しては自宅まで届けてもらっていたことがある。むかし、村上春樹がエッセイ(たぶん『村上朝日堂』あたりに収められたエッセイだと思う)で、少年時代には毎月『世界の文学』と『世界の歴史』という全集を近所の本屋に届けてもらっていて、これがもし『日本の文学』と『日本の歴史』だったらたぶん自分の書く小説はまったく毛色の違うものになっていたのではないか……といったことを書いていたが、ぼくも似たような体験をしていたというわけだ。とはいえ、ぼくの場合、毎月届けてもらっていたのが講談社の『昭和 2万日の全記録』というシリーズだったりするので、現在の自分にとって、これで果たしてよかったのかどうか、ちょっと考え込んでしまうところ。