Culture Vulture

ライター・近藤正高のブログ

行かなくちゃ行かなくちゃ

あ、もうこんな時間だ。いいかげん、原稿を書くための資料収集に、図書館へ行かなければ。
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そんなわけで夕方より広尾の都立中央図書館に赴き、あるテーマのもと原稿のネタになりそうな新聞・雑誌記事を探し出して、めぼしいものをどんどんコピーしていく。天候があまりよくないせいか、また平日の夜ということもあってか、来館者はまばら。おかげで頼んだコピーがすぐに上がってくる。きょう集めた分だけでも十分に原稿は書けそうなのだが、とりあえず大宅文庫にも明日行ってみるつもり。っていうか、もうちょっと早い時間に家を出れば、きょう一日で2館ともまわれたのに時間の使い方が下手すぎるよ!
図書館を出たあと、広尾橋交差点近くのスタバで、書評用の本を一時間ほどかけてまずは一冊読みきる(あは、まだあと三冊あるよ)。色々と切り口の見出せる本なのだが、さて、700字ほどの短い文字数でどう調理しよう。いつも書評を書くたびに痛感するのだけれども、短い文章のほうがかえって難しいものだ。ま、これも修行ですから。その後自宅近所で食事をとってから10時すぎに帰宅する。
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書評といえばきょうは、某所でライターの友人が書評を執筆する際に心がけていることを書いているのを読んで、反省させられることしきりだった。その友人は自分より年下で、出版界でのキャリアもまだ浅いのに、自分よりよっぽどプロ意識を持っている。おれももう少し考えないと。