岡本太郎の幻の作品見つかる(Sankei Web)

d-sakamata2006-11-30

これが「電撃」だ!! 岡本太郎の幻の作品見つかる
 写真:約60年ぶりに発見された岡本太郎作の油彩画「電撃」(岡本太郎記念館提供)

 芸術家、岡本太郎(1911〜96)が戦後まもない時期に描き、約60年間行方不明になっていた“幻の油彩画”がこのほど、東京・青山の岡本太郎記念館で発見された。現存する岡本太郎作品の中では、最も古いものという。また、養女の岡本敏子をモデルにしたと見られる未発表の女性のデッサン画も、合わせて見つかった。2点とも保存状態は良好。修復した後、来年公開される予定。
 発見されたのは昭和22年制作の「電撃」。同年5月に東京都美術館(東京・上野公園)で開催された「現代美術展」に出品されたが、その後行方不明になり、当時印刷された絵はがきでしか見ることができない幻の作品になっていた。岡本の戦前の作品は空襲などで全て焼失しており、これまで同年9月に二科展に出品された作品「夜」が現存最古とされていた。
 (11/29 06:23)
 http://www.sankei.co.jp/news/061129/bun000.htm