「印象 日の出」展@名古屋市美術館の「印象」ほか

 本日配信の「週刊ビジスタニュース」の「新年アンケート!」を読まれて当ブログに飛んできてくださった皆さん、こんにちは。松飾りもとれたというのに、諸事情でまだ愛知の実家におります。今週末には東京に戻るつもりでいるんですけどね。東京の家の郵便受けにはきっと年賀状が何通か届いていることでしょう。年賀状をいただいた皆さんにはまだお返事が出せていないこと、この場を借りてお詫び申し上げます。ごめんなさい。
 さて、近所に書店もレンタルビデオもない田舎にずっと逼塞しているのもさすがに息が詰まるので、きょうは一週間ぶりに名古屋市内に出かけました。主な目的は名古屋市美術館で目下開催中の《モネ「印象 日の出」展》を見ること。展覧会の会場はさほど混雑もしておらず、ゆっくり鑑賞することができました。
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 この手の展覧会では、目玉となる作品をもったいぶって最後のほうに回し、その前には同時代の作家の作品がズラズラと陳列されているというパターンがよくあるのですが、この展覧会では会場をちょっと入ったところにいきなり目玉である「印象 日の出」が展示されていて、やや拍子抜け(しかも同作の展示スペースの上は吹き抜けになっていて、階上からも鑑賞することができるというサービスぶり)。そもそもこの展覧会、展示されている作品自体が少なく、その代わりやけに解説のパネルが目立ちました。
 「印象 日の出」展を鑑賞後、美術館内の図書室で少し調べ物をしてから(コピーサービスがなかったのが残念)、常設展もさくっと見学。その後美術館をあとにして、名古屋の繁華街である栄へ。スカイルの5階に入っているあおい書店で仕事で必要になった本を入手してから、ジーパンを買おうとユニクロでもないかと栄の地下街をあてずっぽうに探しまわります。そうこうしているうちにセントラルパークにまでたどり着いてしまい(スカイルからセンパというと結構な距離です)、最後の手段として――つか、最初からそうしろよという話ですが――ケータイからグーグル検索。すると、栄のユニクロは自分がさっきまでいたあおい書店の真上のフロアにあることが判明、あわててスカイルへと戻ったのでした。それにしても何という無駄足……。ぼくがこのとき得た教訓は「自分が探し求めているものは、思いのほか近くにある」ということでしょうか(たぶん違う)。そんなこんなでようやくユニクロジーパンを購入したときには、いいかげん家に帰らなくてはいけない時間を回っており、栄から地下鉄で金山まで出て、そこから名鉄で帰宅の途に着いたのでした。
 なお、金山の駅で「SFパノラマカード」という磁気カード式の乗車券を購入したところ、「ありがとうパノラマカー」というフレーズとともに昨年末に定期営業運転を終えたパノラマカーの写真が入ったカードが出てきて、ちょっとうれしかったです。
 ↓写真の左のがそうなのですが、右に写った通常のカードがいかに味気ないかおわかりいただけるかと思います。
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