三島由紀夫『春の雪』が行定勲監督で映画化

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2005/03/04/03.html
ええ〜〜〜っ、松枝清顕の役がツマブキ!? 何かわたしが抱いているイメージと違うんですけどぉー。綾倉聡子も竹内ケツコってイメージじゃないんだけどなぁ……なんて、すみません。20代前半のころに胸をときめかせて☆読んだ作品だけに、思い入れがあるものですから、映画化されるとなると、つい辛口になっちゃうんですよねえ(^^;
そういえば、『春の雪』という作品には、作者の三島由紀夫の個人的なジェラシーが反映されているという説があるのをご存知ですか? 何でも、三島の結婚相手には正田美智子さんも候補にあがっていたのだけれども、結局、彼女は皇室に嫁ぐことになってしまって、それに嫉妬した三島は、小説の中で公爵の息子である美青年とやんごとなき旧家のお嬢様との結ばれぬ恋を描くことにしたんだとか。ただしこれは、松本健一の本(たしか『三島由紀夫亡命伝説』という本だったかな。あ、『昭和天皇伝説』だったかもしれない)に書かれてあったことだから、ちょっと眉唾かも。でも、綾倉聡子のモデルが本当に美智子皇后だとしたら、ちょっとすごい話ですよね。