本日付の日経ビジネスオンライン「日刊新書レビュー」に、奥野卓司『江戸「粋」の系譜』(アスキー新書)と八幡和郎『本当は恐ろしい江戸時代』(ソフトバンク新書)の書評を寄稿しました。
個人的には、前から興味のあった「生類憐みの令」について書けたことだけでももう満足なのですが。これを書くために、前から読みたかった塚本学『生類をめぐる政治』(平凡社、1983年)を図書館から借覧したところ、期待どおり面白い本でした。レビューにも書いたけど、同書は『粋』でかなり参照されているように思われます(参考文献一覧が載ってなかったので断言はできませんが)。
なお、『恐ろしい』の著者の八幡氏はほぼ同時期に、講談社+α新書から『47都道府県の関ヶ原』という本も出しています。
- 作者: 奥野卓司
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/05/08
- メディア: 新書
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- 作者: 八幡和郎
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
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47都道府県の関ヶ原――西軍が勝っていたら日本はどうなった (講談社+α新書)
- 作者: 八幡和郎
- 出版社/メーカー: 講談社
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生類をめぐる政治―元禄のフォークロア (平凡社ライブラリー)
- 作者: 塚本学
- 出版社/メーカー: 平凡社
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