『限りなく透明に近いブルー』文庫新装版

 中央線の電車内の中吊り広告で、講談社文庫の村上龍限りなく透明に近いブルー』の新装版が出たことを知る。新たに解説を書いているのが綿矢りさだということには興味を惹かれたものの、装丁まで変更してしまったのは残念。村上龍自身が手がけたあの装丁(背景の色合いや写真のレイアウトがやや異なるものの、元の単行本とは基本的に同じデザイン)も含めて、一つの作品になっていた気がするのだけれども……。
■単行本

限りなく透明に近いブルー

限りなく透明に近いブルー

■文庫旧版
限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

■文庫新装版
新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)