山田五郎の本名は武田正彦

というのは、氏が『ホットドッグプレス』編集部でのいとうせいこうの先輩であるということとともに、わりとよく知られている事実だと思うんですが、このペンネームを使い始めたきっかけが、拾った万年筆を自分のものだと言い張るために、その万年筆に彫ってあった「山田五郎」という名前を拝借したというものだったとは知りませんでした。
以上、ネタ元はニッポン放送タモリ週刊ダイナマイク』。これを紹介する時のタモリ山田五郎の物真似がけっこう似てて爆笑する*1
それにしても、『ポパイ』の黄金時代は一冊の本にまとめられたけど(赤田祐一『「ポパイ」の時代』)、『「ホットドッグプレス」の時代』なんて本がまとめられる日は来るのだろうか?*2

*1:このほかにも、山田五郎上智大の学生時代にザルツブルグに留学した折、入った寮で現地の学生がやることがなくてセックスばっかりしてて困った、というエピソードをタモリが氏の物真似で紹介していた。

*2:山田・いとうといった編集者の活躍をはじめ、ナンシー関の発掘などわりとネタはあると思うんだけど。ちなみに宅八郎・菅付雅信・石丸元章の3人が野々村文宏のプロデュースで「新・新人類」として登場したのも『ホットドッグ』。